2010年 08月 11日
手紙
読み終わった後にいろんな思いがあったような気もするが、全ては経験を伴わず何一つ具体的でなかった。
この思いを何かに綴ることで少しでも留めたいという類のものでもなく、ただ流れに任せ、消化させたかった。
しかし体には軽い興奮が残っていて、どう処理していいのかわからない思いと夏の夜の蒸し暑さに寝つけずにいた。
観念世界に遊ぶのに飽いた大人=あるシステムの中で暮らす人が、「現実」を感じたいときに読む観念的な小説だな、と。
by makoto_nakamu
| 2010-08-11 08:52
| 読書
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