人気ブログランキング | 話題のタグを見る

媒体(メディア)の変換について

今後の自分の人生とも重なる事でもあるし、考えてみたい。

今現存する4大媒体
・テレビ
・雑誌
・新聞
・ラジオ
そしてそれはそれぞれの伝達法を持ち、
・テレビ → 動画 (音・画像)
・雑誌 → テキスト・写真
・新聞 → テキスト
・ラジオ → 音
それぞれの強みを持つ。
・テレビ 即時性
・雑誌 趣味嗜好、個別ニーズへの深堀対応
・新聞 信頼性 
・ラジオ 趣味嗜好 音楽番組
それらの伝達手段を全て提供できるのは
・WEB
一般に雑誌にWEBは近いと言われている。

最近雑誌社がやっと本格的にウェブに取り組み始めている。
人的インフラが整ってきたということであろう。
コンテンツに対する能力は高いわけだから今後はますます隆盛していくことだと思われるが、それが果たしてどれほどのことになるのであろうか。
類似性が高いだけに取っ掛かりは早いだろう。しかし課題はマーケットがかぶっていくという事である。相互補完のいい関係にはなれるがそれによって新しいニーズを引き出すというところまではいかない。
マーケットへ大きくリーチしている媒体といえば今のところ王様はテレビだ。
そして何よりの強みとして彼らは『見せる』それも動きを見せるという事を知っている。
現実が示しているようにニーズは発掘されていく。
最強のマーケティングマシーンだ。

ところで映画というものがある。
映画はしかし、テレビの発展系ではなく、雑誌の発展系だろう。
もっと言うとテレビの発展系が映画ではなく、映画の発展系がテレビということも言えるであろう。
であるとするとテレビの発展系がウェブであると考えてもよいと思う。

テレビの優れた人材がウェブに流れて、初めてウェブがメディアとしてのパワーを持ち始めることだろう。そしてそれは始まっている。
団塊ジュニアが入社~ポスト争いの今第二段階の競争に入ってるからだ。
現場のリーダー→課長クラス 
ここで勝ち残って、もう一段階の競争に勝ったものがそれぞれの会社・組織の役員・幹部クラスになっていくだろうが、それ以外は全て振り落とされて行き場が無くなる。その時に受け皿になるのがウェブである。
ウェブは彼らの表現への欲求を満たすに十分な条件を持っている。
そう考えると一番大きく儲かるところはどこだろう?
エキサイティングな場所は間違いなく、そのメディアを作っていく現場だろう。
そこにまつわるマーケットとして特に貢献しなければならないのは・・人材ビジネスか。
テレビ業界からウェブ業界への橋渡しをするところは労力が大きく現場負担は大きいが成り上がれるチャンスはあるな。
by makoto_nakamu | 2007-11-08 09:52 | ビジネス | Trackback | Comments(0)